京都への旅 その3 一条戻橋とは
一条戻橋
京都御所から離れて次の目的地へと向かいました。
今年の旅のテーマは、京都の魔界を訪ねることです。
そのためにはまず準備が必要でした。
たぶん、御所に寄ることになったのも、京都を支配している霊団の影響でしょう。
京都を牛耳っているのは、天皇家そのものです。
そこを飛ばしてこの地への招待を受けることは叶わないのだと感じました。
いよいよ京都の鬼門を守っている陰陽師にご挨拶です。
映画「陰陽師」ですっかり有名になった安倍晴明をお祭りしている晴明神社への参拝です。
御所を出てから、再び今出川通りに戻り、堀川通りを目指しました。
途中に白峯神宮がありましたが、通りを挟んで写真を撮影するだけで参拝はしません。
なぜなら、この神社は崇徳天皇と淳仁天皇という非運な生涯に会われた天皇の御神霊をお祀りしています。
最初から怨霊系の神社を参拝するのは、今日の目的ではありません。
祟り神を参拝するための準備が目的なのですから。
堀川通りに出ると、左に曲がります。
まずは、現在の一条戻橋へ行ってみました。
今でも霊感が強い方がその場に立てば、何かを感じるそうですが、あいにく私は何も感じません。
いろいろ不思議な伝承が残っている一条戻橋には、安倍晴明が式神を隠していたそうです。
写真は晴明神社に移築された古い一条戻橋です。
人相の悪い魔物が式神のようですね。
映画「陰陽師」に登場する式神は美しかったですが、実際はきっとオドロオドロシイものだったかと想像しています。
一般の人間には見えないでしょうが、エネルギー体としてはこの世のものではありませんから、妖怪そのものだったことでしょう。